電話恐怖症(着信音恐怖症)と物音恐怖症 音って有無を言わさず心を折りますね!
上のリンクに、物音恐怖、騒音恐怖と対人恐怖症 【社会不安障害解決方法】があります。
これは私のあがり症、社会不安障害、電話恐怖症克服(過去リンク参照)の恩人である岩波英知先生の言葉・講演集の一節です。
岩波英知先生は岩波の言葉・講演集をたくさんドリームアート・ラボラトリーのオフィシャルサイトで更新してくださっています(先生自身は更新していないそうです)。
対人恐怖症や社会不安障害の人は、異常に音に敏感になる話が掲載されています。
上のリンクを押して読んでみて下さい。
私は電話恐怖症で、当然のことながら着信音恐怖症になりました。あの音は本当恐怖症になったら慣れないものですね。
着信音がなった瞬間ビクッとします。
ビビリ芸人というくくりが『アメトーク』でやりますが、まさにあんな感じです(笑)
そう言えば、隣の部屋の物音にも異常に敏感になっていた時期もありました。
音恐怖症だったんでしょうね。
電話恐怖症はさらに会話をしなくちゃいけないし、会話内容や対応を周りの人間に聞かれることの不安と苦痛が付け加わるだけに、苦しいものでした。
電話への予期不安があるから、着信音がなったら異常に怯えてしまうのも無理からぬ事なんでしょう。
音ってフィルターなく、いきなり内面の一番敏感な神経に突き刺さってきますよね。
避けようがないから嫌ですよね。
岩波英知先生に電話恐怖症や着信音にビクッと反応していて、心臓がバクつくことを話したことがありました。
先生はこう答えました。
「緊張して普段から体が固まって生きている人ほど、音が受け流せずに衝撃音となるんだよ」と。
まさにそのとおりでした。
私はほんとうに体が硬くて、柔軟性なんてどこかに行ってしまいました。
学生時代に水泳部だったのですが、社会人になってからさっぱりやらなくなり、社会不安障害やあがり症で、常に緊張しながら生きてきたため、防衛本能で体が硬直してしまったんです。
だからもっともっと症状が悪化していくのだから、音に敏感になって、人が素通りしてしまう音も衝撃音として伝わってしまったのでしょう。
電話がなるかもしれないという着信音恐怖症は予期不安の一種です。
もし~だったら、という不安が起きてもいないのに生じる現象です。
岩波先生が言葉集でおっしゃっているように、予期不安はさらに不安を想像で引き寄せてしまって止めようがなくなるものです。
体の硬さが普通の音を衝撃音に変えてしまうのであれば、体が柔らかくなればいいわけです。
だからストレッチはとても大事になってきます。
私は水泳を再開しました。
いい運動になりますし、全身の筋肉、特に肩や肩甲骨や背中の張りがなくなっていくからです。
そして、トランス呼吸法もやりこみました。
トランス呼吸法は脳を柔らかくしてくれます。
呼吸法というものはとても偉大で、内面から自分を変えてくれます。
変わるための基礎づくりとなります。
なかなか一人では難しいのですが、私は呼吸法とストレッチと水泳によって、体の硬さをとることができました。
ついでに思考の柔軟性も出てきました。
つまり、考え方が柔らかくなるため、自分が緊張してきたことに対して「まあ、どうでもいいや~」と思えるんです。
これが余裕ってものかと嬉しくなったのを覚えています。
そうなってくると、音も衝撃音ではなく、次第に着信音だったら『電話がなっているな』というレベルに受け止め方が変化していきました。
心臓がドキドキしたり、予期不安が増すなんてことはなくなりましたよ。
そのときには電話恐怖症もかなり和らいでいて、「まあ、聞かれてもいいや~」「相手にどう思われても関係ないね~」と気楽に構えることができるようになったので、かなり電話恐怖症を克服できていきましたね。
受け流せるってすばらしいですね。
古いですが、「右から左へ受け流す」逆を体得したようなものです。
それにしても、音って本当に厄介なものです。
気になったらもう気になりすぎて頭がおかしくなるし、それで騒音主を殺してしまう事件はしょっちゅうありますし。
冷静な判断力も奪ってしまう恐ろしいものだと思います。
みなさんも音に振り回されずに、受け流せるようになることを祈っております!
予期不安や音がなったときのバクつく心臓はもう二度と嫌です!!!!!!!!!
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ちなみに岩波英知先生の書籍の紹介です。