あがり症の治し方の知恵袋をまとめています。あがり症克服のための知恵袋ブログ

管理人はあがり症で中学生の時から苦しめられてきました。人前での発表をしなくてはいけない日には仮病をしていました。社会人になっても逃げ続けてきました。しかし中間管理職になり人前で発言をしたり説明をしなくてはいけない立場になり、逃げることができなくなりました。そして、あがり症のせいで退職。悔しかったです。あがり症を呪いたかったです。あがり症治療をしても治らない自分が大嫌いになりました。これを繰り返してほしくないと思い、あがり症の克服体験談や治し方の知恵袋集としてのブログを作成しました。

(電話恐怖症の治し方を綴った知恵袋ブログ)電話恐怖症や物音恐怖症はなぜ克服できず、ずるずる悪化し続けるのか?

電話恐怖症(着信恐怖症)や物音恐怖症といった、『音』に関する悩みは神経をボロボロにして、心臓の動機を激しく脈打たせ、生きている事自体が苦痛にしてしまうほど、深刻な問題ですよね。

 

最近、NHKかなにかで発達障害の人を特集していて、様々な音の洪水に悩まされて異常に日常生活を疲労して生きざるを得ない人のドキュメンタリーをちょっと見ました。

 

音に対してのトラウマや音への恐怖へのきっかけは色々あっても、一度音というのは意識したら、神経がむき出しになったようにえぐりこんできます。

 

電話の着信音だったら、異常にビクッとなるし、心臓の動悸が止まりませんし、住んでいる部屋の上の階や隣の部屋の物音に一度気に病み始めると、部屋の中にいる事自体が苦痛になります。

 

音って本当に自分のテリトリを容赦なく侵してくるし、音の悩みを持った人のつらい毎日はよくわかります。

 

悲惨なことに、電話恐怖症や着信恐怖症や物音恐怖症の人ほど、色々なことに悩んでいる人がなりやすく、神経が繊細で鋭敏です。

 

日常生活も仕事や人間関係でも疲れやすいのに、気持ちを安らがなければならない自分のテリトリーを容赦なく破ってくる音に対して、神経がむき出しになってしまうともう自律神経が乱れるし、精神的に参ってしまいますよね。

 

音は一度意識したら、自分の意志の力では『思考の外』に追いやることは絶対にできません。

 

音を気にしないようにしようとするほど、音は大きくなってきます。

 

人が気にならないことにも、音恐怖症の人は主観的にその音しか聞こえないんですね。

 

でも、音は不都合だからなるべく気にしないように、気に病まないようにしようとがんばります。

 

これが仇になります。

 

頑張ることが仇になるって、悲惨すぎます!

 

その努力は無駄になるし、その使ったエネルギー分だけ、音への執着がまして、神経が高ぶるだけです。

 

高ぶるだけ高ぶったら、後は疲労困憊になります。

 

そして音がまた聞こえてきたらどうしようと、不安と恐怖に支配されます。

 

これが物音恐怖症であり、電話恐怖症(着信恐怖症)が悪化する原因です。

 

あらゆる不安障害やパニック障害などの神経症的な悩みにも通じることで、人間の心のメカニズムの一番やっかいなところでしょうね。

 

電話が怖い、着信音にビクッとなる、隣や上の部屋の住人の足音や物音や話し声が異常に苦痛(あるいは殺意さえ持つ)となったら、もうその音にしか耳レーダー(脳内レーダー)は反応しません。

 

悩みとは執着するということです。

 

悩んでも明日忘れていたらそれは悩みではないし、神経症でも○○障害でもありません。

 

この執着は潜在意識に完全に組み込まれていて、いくら努力しても潜在意識の気に病むレーダーまでは破壊されず、意識した分だけ、潜在意識の病的な原因が増大していくだけです。

 

これが物音恐怖症や電話恐怖症が悪化し続ける大きな原因です。

 

潜在意識から根本から解決して執着を取り除かない限り、いつまでも同じことを繰り返したり、頑張った挙げ句、症状を悪化させてしまう悲惨な状況になってしまいます。

 

 

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こちらには物音恐怖症と社会不安障害との関連性がわかりやすく書かれています。

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