(あがり症の治し方を綴った知恵袋ブログ)極度のあがり症でスピーチやプレゼンが大の苦手な私が克服できたきっかけ
「おちつけ! 大丈夫! 平気だ! やれる!」
こんな自己暗示を徹底的に叩き込んで、私は逃げ場がないプレゼンや人前でのスピーチに臨んでいました。
でも、うまくいった試しがありませんでした・・・・。
同じ悔しさと苦しさと「なぜ??」を経験している方は多いと思います。
あがり症を完治させた今、冷静に分析できるのだけど、これらの自己暗示はあがり症である自分を強く意識させるだけに終わるんですね。
いい言葉に思えるし、自分に落ち着きと強さを与えてくれるようだけど、実のところ、「お前は落ち着かなくなる、平気じゃない、やばいぞ、失敗するぞ、大恥をかくぞ」と強く自分に言い聞かせているようなものです。
それは何故でしょうか?
どんなに強く言い聞かせても、実は自分を完全に説得できる状態じゃないからです。
メンタルブロックが働き、あがり症の自分が邪魔をして、自己暗示を弾いてしまうからです。
自己暗示じゃなくても、あがらないための儀式やルーティーンも弾きます。
そんなことであがらなくなる人は、あがり症ではなく、普通の人です。
誰だって緊張するのだから、そのレベルで通用しても、あがり症や社会不安障害の人には何の意味もないです。
つまり理性という意識の浅い表面で、自分を説得しているに過ぎないから、いつまで経ってもあがり症は治らないんです。
私の人生最高の恩人の岩波先生のあがり症克服プログラムを受けて、どんだけ自分は無駄なエネルギーをあがり症治療のために使っていたか思い知らされました。
あがるって、よくご存知のように勝手に反射神経で起こります。
理由なんてなくて、苦手なシチュエーションで勝手に緊張してしまう。
(まあ、その前に根本的な原因はありますが、癖になったら最後です)
そんな状態に理性のレベルで努力しても何にも意味がありません。
逆に火に油を注いでしまいます。
「もう絶対に嫌だ!!」という強い思いと焦りがあればあるほど、極度の不安状態を加速させてしまう・・・・・。
泣きっ面に蜂とはこのことですね。
だから、あがり症は難治化してしまうんです。
その罠にハマったら最後、あらゆる緊張と不安を自分の脳に味あわせ続けて、人生そのものが最悪になってしまうんですね。
自己肯定感もなくなり、自己承認欲求が叶えられなくなり、感情も豊かでなくなっていきます。
逃げ続け、避け続け、不安を抱え続けたまま生きるなんて・・・こんな負のサイクルに私ははまり続けていました。
この世に神様っているのか、って呪いたくなるぐらい、傷つきぼろぼろになっていました。
でも、理性や頭の浅い表面レベルであがり症や社会不安障害が治らないのならば、もっと深い理性を超えた意識のレベルがあるはずです。
いわば無意識とか深層心理とか潜在意識という、人間の圧倒的な意識の領域を占めるところから根本的に解決すれば大きく変われるんじゃないか?
ここがトラブっているから、あがり症が治らない。
逆に、この深層レベルから治す方法があれば、未来は開けるのかもしれない。
はっきり意識したわけじゃないけれど。
とにかく抗不安薬をたくさん飲んでも罪悪感は感じるし、効果も出なくなってくるし、そもそも根本的に克服できるわけじゃないから、それしかないと思いました。
調べていくうちに、変性意識状態や瞑想状態やトランス状態が無意識や潜在意識が大きく開く状態だとわかり、その道のプロを探しました。
自分でも瞑想をやったり、精神世界(スピリチュアル的なもの)を色々とかじって、根本から変わろうとしました。
それは別の記事で書いていきたいと思ってます。
結論として、紆余曲折があった末に、岩波英知先生という超凄腕(世界に一人しかいないまさに人間国宝的な存在)に出会いました。
岩波先生の克服方法は、トランス状態や脳覚醒状態と言われる、理性の意識レベルの何万倍も深い(誇張じゃないですよ)意識に誘導してくれます。
この深さのすごさは、様々な口コミや感想で言われているのでそちらを参考にしてくださればいいんですが、世界で一番深い精神の根底にたどり着けさせてくれます。
こちらに様々なトランスや脳覚醒状態への感想が書かれてあります。
トランスの気持ちよさ、至福感、抑圧が消失する感動、喜び、恍惚感、ヤバ過ぎるのほどのすごさを私は味わいました。
この状態こそ、あがり症や社会不安障害の原因がむき出しになってくれて、悩みを破壊できる理想的な状態です。
最終的に自分はなんで悩んでいるんだろう? なんで悩んでいたんだろう? 馬鹿らしい、どうでもいい、という精神状態に達しました。
トランス誘導後は、まさに悩みなんてまったくない状態で、本当に気持ちよかったです。
涙が出てきました。
日常生活に戻ると、その理想の状態はずっと続いてくれるわけではないですが、私の脳があがり症にとらわれていない状態を思い出してくれて、プレゼンでもスピーチがあっても、緊張する場面でも次第に平気になっていきました。
これってすごい大きな自信となりました。
もしあがいてあがいて、逆に社会不安障害やあがり症をこじらせてしまっている人や、薬に依存している状態が嫌でしたら、無意識、潜在意識、深層心理から解決する道を模索してみて下さい。
ただ一つ難点なのは、実際に可能にしてくれる人が非常に限られているということです。
勇気と覚悟と主体性があって取り組むことさえできれば、岩波先生の心理療法は圧倒的に効果が違います。
私は多くの潜在意識アプローリ方法を模索しましたが、どれもお遊戯会レベルです。
本当に。
紆余曲折あって、やっと本物に出会えた時の感動はこのブログにはかけないぐらいです。
一気に未来が開けましたから。
ただし他力本願にならないことは大事です。
というのも、深いトランス状態に入った時、もう一人の自分と向き合う状態になっていました。
そこで一番の敵はあがる場面ではなく、自分の心だとわかるでしょう。
だからこそ、自分で克服するという姿勢は大事です。
岩波先生が会議やプレゼンやスピーチの場面まで付き合ってくれるわけではないのだし(笑)。
岩波先生の言葉集です。あがり症や社会不安障害の方向けの克服のためのヒントが書かれてあります。
・短編集
↓プレゼンやスピーチや会議があがり症で大の苦手だった女性の克服ブログです。
あがり症の苦労や克服していく過程がよく描かれています。
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